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ArchLinuxでsystemd-bootを使いたい人のため

ArchLinuxでsystemd-bootを使いたい人のため

なんかgrubのinitで時々躓いている人がいるのでsystemd-bootのみの使用をやりましょー。
これはさすが公式

systemd-boot - ArchWiki
systemd-boot (旧名 gummiboot。ドイツ語で「ゴムボート」)は、 設定された EFI イメージを実行するシンプルな UEFI ブートマネージャーです。

です。
上のリンクを見てやったほうがいいと思う。(これは公式を読むのめんどい人用ね)
ここ(左ハイパーリンク)の部分から下のexitまでのコマンドまでを今回書くコマンドに置き換えます。

前提

root=/dev/sda1,boot=/dev/sda2 /dev/sda2はEFIパーティションである。(†Ⅰ)

方法

まずここで

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bootctl --path=/boot install
bootctl update
nano /boot/loader/loader.conf
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#timeoutなんちゃら
console-mode keep
default 英数字の羅列

などが記述されている可能性があります。 その場合,一番上の行から

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default arch
timeout 5
editor 0

と記述してください それ以外の既存の文字列は先頭に#を挿入してコメントアウトするか editor 0のあとに一行改行を挟むなどしたらいいと思います。 詳しいオプションはloader.conf(5)をご参照ください したらばCtrl+X,Y,Enterで保存して終了しましょう。 次に

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blkid -s PARTUUID -o value /dev/sda1

ここでなんか出てくるはずです。 英数字とハイフンの羅列が, で上の羅列を見ながら

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echo 英数字とハイフンの羅列  >> /boot/loader/entries/arch.conf

メモしなくていいよやったね。 はい,次へGO

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nano /boot/loader/entries/arch.conf

羅列が書いてあるはずです。

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titleタブArch Linux
linux /vmlinuz-linux
initrd /initramfs-linux.img
options root=PARTUUID=さっきの羅列 rw

と書き込みましょう。 もしもbootctl installが失敗してEFIブートエントリが作成されてない場合は

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pacman -S efibootmgr
efibootmgr -c -d /dev/sda -p 2 -l "\EFI\systemd\systemd-bootx64.efi" -L "Linux Boot Manager"

これでどうぞ。 おわり。 じゃないよ! 注意点がいくつかあるんですよ。 grubとは違ってsystemd-bootの更新が合った時に手動でやんなきゃいけないんです。

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bootctl --path=/dev/sda2 update

かAURのsystemd-boot-pacman-hookを使おう。

systemd-boot - ArchWiki
自動で更新

今度こそ終わりです。

†Ⅰ 別に他のパーティションでmkfs.vfatしたものでも正常にインストールされる。(cfdiskなどでtypeを設定する必要もある)

投稿日:2019年03月01日
投稿者: minfaox3
本文リンク: https://minfaox3.net/2019/03/01/20190301/

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